
しばらく書き込みしていなかったと言うのも
この夏は点々とず~っとヨーロッパに滞在していたのですが
天気があまり良くなくてあまり山に入りませんでした
そして今日やっと帰国.、これは乗り継ぎの空港で書いています。
さて・・山に行ってないので山の題材がないのですが
9月頭から仕事でクロアチア&スロヴェニアにクライミングに行きました
日本でもクライミングはしてますが、クライミングはやはり海外だなぁ~と
前回はアルパインクライミングやフェラータ、
マルチピッチクライイングの話をさせて貰ったので
今回はスポーツクライミングに関してにしましょう
入園料が必要なだけにトイレもミニスーパーもある
素晴らしい岩場!ハイカーや川遊びの人でも賑わってます
スポーツクライミングとは
アルパインに比較してスポーツを楽しむ感覚でクライミングする事で
・・・って、そのままじゃん(笑)
まぁゲーム感覚で遊べて“かなり"安全。
基本シングルピッチなので(長くても30m位)
天気が悪くなったり、調子が悪くなったり、機嫌が悪くなったりしても(笑)
途中でやめて帰ることが“大体”出来るというお手軽なスポーツです。
最近ではクライイングジムやボルダリングジムが一杯出来ているので
比較的簡単に始めることができると思います
ギリシャのカリムノス島の岩場・
「クライマーが来てくれるから生活が良くなった」と
地元の人がクライマーを大事にしてくれます
が・・
日本だとお外の岩で未熟な仲間で行く事が結構大変まず岩場が少ないし狭い。
大抵の岩場は休日に行くと大混雑、上手そうなおじさんやおばさん達、
そして講習などが岩場を独占していて・・って
けしてそのつもりは無いんだろうけど、初心者達にはそう見えるし近づきがたい・・
5,9あたりでモタモタしてたら「外岩に来るのは10年早いんだよ」ってオーラ-が漂う
・・って、けしてそのつもりは無いんだろうけど(苦笑)
その点私の知ってるってか好んで行く海外の岩場だと、
そんな雰囲気はま~ったくありません
タイ・プラナン(半島)の岩場
水着でウロウロしてる人の横でクライミング(日陰は暑くない)
アジア人・白人が混ぜ混ぜのクライミングパラダイスです
良く「海外クライミングに行くほど上手くない」って言う人には
「私は上手くないから海外にいくんです」と答えてしまいますね
だって魅力的なな5.9とか10aとかが一杯あって、
しかも簡単なルートでも一杯ボルトが打ってある♪
(アメリカンスタイルだと違うんですけど・・これはまた今度)
とにかく
上手そうなお兄さん、お姉さんが颯爽と隣に来て、
私達と同じような5.9/10aあたりで
「ああでも無いこうでも無い」と奮闘してるのは見ていて愛らしいし
「そうだよね~みんなこんなもんでも良いんだよね」
っと、自分が肯定されたような気分になって嬉しい
こういう岩場では子供も一杯登ってるし、キチンと整備もされているのが嬉しい
中国・桂林の岩場 / クライミングを通して中国の若者と話し
中国人への意識がとても変わりました。
(韓国でも地元の人にとても優しくされて感激しました)
趣味の共通項から見ると世界が変わって見えるよね♪
ヨーロッパの岩場が何処でもそうかというとそんなことも無く
日本と同様、地元の理解が取れずに閉鎖の危機のところも多いです
その理由は「事故」「ゴミ」「駐車場問題」「雄叫び」など、
一銭も落とさないクライマーは地元にとって
「百害あって一利無し」の存在。私の知ってる限りでこういう岩場は、
上級者が集まるエリアが多いです
まぁ日本にせよ海外にせよ、
岩場を開放してくれてる地元に気をつかって、
楽しく遊ばせて貰いたいものですね
我がスロベニアの岩場、有名なオスプは閉鎖の危機でも
表示もこんなに整備されてるところもあります
10月には初心者外岩講習を小川山で行います
平日なら日和田山で初心者プレイベートクライミング講習も可能です
11月・ギリシャ・クライミングツアー参加募集中です
C&C.JAPAN/ 中嶋千春
www.candcjp.com