
6月終わりから7月頭に掛けて
「ヨーロッパアルプス3大名峰ハイキング」のエスコートさせてもらいました
参加者は5名だけという贅沢なツアーでしたので
和気藹々と楽しいものになりました
何より天気がラッキーで
移動日は曇りや小雨
高いところへ展望に行く日は全部ピーカン!!
素晴らしい景色を堪能できました
ヨーロッパアルプス山3大名峰とは一般的に
「マッターホルン」「モンブラン」「アイガー含むベルナ−・オーバーランド」
そのピークに立たなくても周辺のハイキングと雰囲気で大満足です
今年は雪解けが遅かったので花も
雪解けの花と夏花が一気に咲いていて奇麗でした。
日本円が弱いのでちょっと高く感じますが
一度は見たい景色ですね〜
↑マッターホルン
↑モンブラン
↑アイガー
このサイトを見ている人には
そのうちピークを!と思ってる方もいるかもしれませんね
折角なので少し書かせてもらうと
比較してモンブランは体力系の山で
マッターホルンはスイス側から登ると体力系+技術
イタリア側から登ると逆転して技術+体力、アイガーは技術
という感じでしょうか?
これはあくまで3つの山の一般的ルート(一番簡単なルート)
を比較して考えたときの私の体感です
モンブランは一番標高が高いので高度順応も問題になります
アイガーは4000mに行かない山ですのでその心配は少ないのですが
ナイフのような雪のやせ尾根を抜けたりするので高度感があります
このような山にトライするときにはガイド選びが大切です
いきなり行ってガイドを雇うことも出来ますし
ネットで事前に予約も出来ますが
ガイドにしても初めて会う外国人で
どれくらい登れるのか判断基準が無く
今後おつき合いの無い人の為にリスクを負いたくないので
判断の材料は「スピード」になります
悲しいかなヨーロッパのガイドのスピードに着いていけない人は
途中の小屋で失格になってしまいます
現地ガイドの予約もリスクがあります
大体の人気の山の予約システムとしては
予約日のに天気が悪くても続行、
もしくはキャンセルは出来ますがチャージが掛かります
そして日にちをずらすことは不可能です
(シーズン中、人気の山のガイド予約は目一杯です)
天気の良い日に登りたいのなら前後の予備日を含めた日にちでの
事前予約が必要になります(もちろん日数分払うことになります)
これら人気の山の一般ルートでしたら
日本でのしっかりとしたトレーニングをすれば
大体大丈夫だと思いますが
普段から懇意のガイドさんとの信頼関係を作っておくことが
とても大事な鍵になると思います
日本人の国際ガイドでも良いし、
ヨーロッパに行った際に知り合ったガイドでも構いません
もしくは既に現地ガイドとそういう信頼関係を作っている
日本のツアーガイドに頼むのも一つの方法ですね
私の所でも相談にのりますよ
私は一応登山ガイドでもありますが
これらルートをリードする自信は無いので
全部信頼できるガイドさんを雇って登りました(夫ですが・・)
ガイドに登らせて貰うのはオカシイという考え方もあるかも知れませんが
私はこだわりません。
一人で行く山もあればみんなと行く山もある
ツアーに乗っかるのもイイし、
リーダーとしてみんなを引っ張って行くのもあり
そして個人ガイドを雇うのも然りです
大事なのは自分自身の力量とコンディションを知ること
行きたい山行の危険度とその可能性を知り準備する事です
そして自分にとっての山の楽しさを知る事かな・・
山は人それぞれ!
ピークだけが山じゃありません
花を見て歩くのが好きな人はそれでイイし
山のスキーが好きな人もいるし
沢が好きな人もいるし
岩が好きな人もいますし
眺めてるだけでいい人も
自分なりのスタイルでそれぞれ楽しめれば良いと思ってます
要は自分が気持ちよくなれるかだと私は思います
今回、花を探しながら
そして雄大な景色を眺めながら
先人の山への挑戦を考えながら
ゆったりとした山行を楽しんでさらにそう思うようになりました
↑リンドウ
↑オキナグサ
↑セイヨウサクラソウ
一緒に山に行きましょう〜♪